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個別指導エルクレードルの求人情報ページをご覧いただきありがとうございます。
当塾は、発展途上にあるまだ小さな塾です。

(※ただし生徒さんの授業料は他より安く、
  なのに指導力と講師の給料は他より高い、というのはちょっと自慢です)


そんな当塾が何を目指し、何のために塾をやっているのか、
そのことをまずお伝えしたいと思います。

薬円台校の長島は、全国1000校以上を展開する学習塾チェーンで7年の経験を積み、最終的には教室長と兼任で部長職を務めた後に当塾を設立しました。

そうした経緯を少しお話させてください。

学習塾業界に入った当初の私には、10代の頃からの夢がありました。
生徒たちから慕われ皆笑顔でいて、勉強を教えるのは少し大変なときもあるけれども、頑張りは報われて、子どもたちはキラキラした未来へと歩いて行く。
そして、それと一緒に歩んでいく教育者の自分。楽しく充実した毎日。

そういう教育の場を作りたいと思い描いて、塾業界に足を踏み入れました。

いまの教育は面白くない、もっと良い教育はできるはずだ、
などと、生意気で、希望に満ちていました。


しかし、結果は思っていたものとは、正反対と言えるものでした。

生徒たちの気持ちをまとめることができず、塾内はしばしば落ち着かない雰囲気に。保護者様からはクレームの電話が続き、ひとりまたひとりと生徒たちは私の教室から去って行きました。

塾は学校とは違って無理して行く必要のある場所ではなく、費用もかかります。通わせても効果がないと判断されたならば、生徒が辞めてしまうのは当然のことです。しかし、一生懸命に指導していたつもりの生徒が自分の元を去って行くことは、胸をえぐられるような痛みを感じます。

「あなたの指導や、気持ちに価値などない」

くり返しそう言われているかのようでした。
当初持っていたような希望や自信は、粉々に打ち砕かれました。

そして1年後、私は会社から教室長を解任されました。

絶望しかないような気がしましたが、ただ、私は生徒たちのことは辞めていった生徒たちを含め、皆大事に思っていました。嫌われていたとしても、私から嫌う気にはなりませんでした。自分の力不足に涙が出ました。その時の不甲斐ない気持ち、やるせなさを今でも忘れることはありません。

自教室を離れた私は、他教室のバックアップ業務をすることが多くなりました。

それは振り返ってみれば私にとって大変な幸運でした。

同じ看板を掲げていても、何十何百という教室の中には、上手くいっている教室も、上手くいっていない教室も、様々な状況があります。

初年度から大失敗をした私には、学びを邪魔する自尊心など残されているわけもなく(笑)

私はただ貪欲に、良い教室とそうではない教室の違いを学び、教室運営のノウハウを吸収することに集中することができました。

どん底に落ちてから数年。
なんと私は逆に会社で昇進の階段を昇っていたのです。

続けてまたも幸運が重なりました。千葉県の船橋市に新しい教室を開校する予定があるものの、教室長の候補者がいなかったのです。「とりあえず後任が決まるまで」と任された教室は、1年後には生徒数が30名を超え、さらに半年後には50名を超えました。後任は決まる気配すらなくなっていました。

さらに昇進して部長職と兼任での教室仕事でしたので大変な忙しさでしたが、地域の方々から多くの生徒たちをお任せいただけたのは望外の喜びでした。評判により生徒が増えているということは、塾運営がうまくいっているということ。塾にご満足いただけているご家庭が多いことを示しています。

ただ成績がうまく上がらない生徒さんがいることが、常に気がかりではありました。以前に比べれば、多くの生徒さんに関してはうまくいっているのだから、うまくいかないケースは仕方がないと考えることもできました。でもやっぱり、できることなら、なんとかしたい。

たとえ勉強嫌いの生徒であっても、わざわざ塾に来て、勉強ができないままが良いと思っているはずはないのです。いつも大人しい女子生徒が、飛び上がって喜んで合格した希望を叶えたと報告してくれた時の嬉しそうな声。1度聞いたらもうこの仕事はやめられません。

どうすれば、生徒全員の目標を叶えてやれる塾ができるのか。
考えを巡らし試行錯誤を続けるうちに、見えてきたことがありました。

「こうすれば、現状の塾が持つ問題点をクリアできるのでは?」

というアイデアの数々。
それらをまとめてできたのが当塾です。

お陰さまで当塾は開校以来、 卒業以外で辞める生徒がほとんどいません。

生徒たちの成長を長い目で見ていける、というのはとても嬉しいことです。

私はこの塾で最初に思い描いていた夢を実現させていくつもりです。

子どもたちの最高の笑顔と、
そして教育業界の新しい景色を一緒に観に行きませんか?